真面目な性格が引き起こしやすい強迫性障害は心療内科へ

病気を扱ったテレビやドラマなどで、
手を洗ったあとなのに
また洗いたくなってしまう登場人物を
一度は目にしたことがないでしょうか。

何度も手洗いや掃除を極端に行ってしまったり、
間違いがないか何度も確認したり、
順序正しいことや左右対称であることに
異常に固執したりなどの症状は、
心療内科の分野では強迫性障害と呼ばれています。

何度もしても不合理、無駄だと分かっていても
自分や他人の唾や尿、便、またはホコリやばい菌を
過剰に心配してしまったりする強迫観念や、
または自分がしたことや完全だったかどうか
何度も確認しても疑惑が湧いてきて不安になる
疑惑癖などありますが、
自分で確認するだけでは安心ができず、
周りを巻き込んでしまう場合もあります。

心療内科に強迫性障害で受診するほとんどの人が
うつ病も合併していることがほとんどで、
もともと神経質だったり
完璧主義な性格の人にみられるようです。

心療内科では基本的に薬物治療と精神療法の
両方が行われることがほとんどですが、

「こういう性格だから」
「いつかおさまるだろう」

楽観視していると症状が悪化する場合があるため、
早めの受診が必要になってきます。

 

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