一昔前は女性が20代前半で結婚することは
当たり前とされていましたが、
最近では女性の社会進出が著しく
晩婚化する傾向にあります。
仕事でバリバリ働いていても、
いざ結婚してみると子供をほしいという願いは
自然に出てくるものですが、
子供を望んでいても中々妊娠できない
不妊症に悩む女性は多いようです。
高齢出産と呼ばれるのは
35歳以上の女性を指すようですが、
高齢になればなるほど残念なことに
不妊症になる確率も高くなるようです。
その理由は加齢に従って
女性の子宮の環境も老化していき、
子宮筋腫・子宮内膜症などの
婦人科疾患になる可能性は高くなります。
子宮筋腫は大きくなると、
受精しても着床できなかったり、
受精卵の成長を邪魔することもあります。
また卵巣内の卵母細胞数が
37歳から42歳にかけて急激なスピードで減少し、
卵子の数は10分の1になると言われています。
卵子の数が少ないうえに老化までしているため、
不妊症になってしまうのです。
高齢になると自然妊娠だけでなく体外受精や、
顕微授精などの成功率も低下します。