カウンセリングで話したことはどこまで守られるのか?

カウンセラーは自分の話したことを秘密にしてくれるのか?これはカウンセリングを受ける人であれば当然気になる問題ですよね。

カウンセリングを受けるということは、契約に基づいた相談関係だと言えます。このように言うと少々かたっくるしく聞こえてしまうかもしれませんが、これによりカウンセラーは守秘義務の遵守が求められることになり、相談者であるクライアントの利益を守ることにつながるのです。

守秘義務というのは、一定の職業や職務に従事する者に対して、法律の規定に基づいて特別に課せられた「職務上知った秘密を守るべき義務」のことです。
カンセリングにおいて最優先に求められるのは相談者の利益であり、相談者の人権は絶対に守られなければなりません。またカウンセラーには所属する学会や協会が定めた倫理基準を守ることも義務付けられており、これに抵触すると処罰を受けることにもなっています。

カウンセリングではカウンセラーとの信頼関係が非常に大切です。その信頼関係を壊すようなことをカウンセラーがするはずはありませんが、相談者の人権もじゅうぶん守られていますから、安心してカウンセリングを受けていただきたいと思います。

 

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